オーダーメイド家具の裏側!木工職人がこだわる「反り」を防ぐ乾燥の秘密とは?
木を使ったものづくりで、避けては通れないのが木の「反り」です。
木は伐採された後も呼吸を続けていて、周囲の湿度に合わせて水分を吸ったり吐いたりします。
この時、木材が収縮することで「反り」や「ねじれ」が発生します。
せっかくミリ単位で調整して作ったオーダーメイドの棚が、数年後に扉が閉まらなくなってしまったら悲しいですよね。そうならないために、弊社では製作前の「含水率」の管理を徹底しています。
一般的に、家具に使用される木材の含水率は10%から12%程度が理想とされています。
山から切り出されたばかりの生木は、水分の重さが木そのものの重さと同じくらいあることも珍しくありません。
これをそのまま使うのではなく、まずは数ヶ月から数年かけてじっくり自然乾燥させ、さらに人工乾燥機に入れて水分を抜いていきます。
この工程を飛ばすと、完成した後に部屋のエアコンで乾燥が進み、バキッと大きな音を立てて割れてしまうことさえあります。
また、木材の「木目」の向きを交互に組み合わせる「雇いざね」や「吸い付き桟」といった伝統的な技法も駆使します。
これは、木の反ろうとする力を、別の木の力で抑え込む知恵です。
現代では強力な接着剤やビスもありますが、やはり構造そのもので動きを制御するのが職人の腕の見せ所になります。
名古屋市周辺で、こうした本質的なものづくりに興味がある方や、一生モノの家具を求めている方は、ぜひ弊社にご相談ください。
